ミドリエル・アース

映画『ホビット』『ロード・オブ・ザ・リング』及びトールキン作品のファンサイト。最近はニュージーランド旅行記がメイン。指輪物語ファンサイト『小さな丸いドア』元管理人。

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「ホビットの冒険」感想日記32 やりきれない想い

ホビットの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)ホビットの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)
(2000/08/18)
J.R.R. トールキン

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今回の感想は文庫下巻のP218からP230まで。


突然の共通の敵であるゴブリンたちの襲撃。
知られることなく驚くべき速さでの強襲。
敵にこんな芸当ができるとは正直ビックリでした。
強いんだか弱いんだかよくわかりません。
とにかく、エルフと人間とドワーフは休戦し共通の敵と戦うことに。

ビルボはこの戦いをよく思ってはいなかったのに、大した手柄も立てていないのに誇りに思っていた。
この部分は読んでいて不思議でした。
戦場に立ったもののみが知り得る感情なのかもと思っています。

同盟軍が劣勢にたっていたその時、忘れられていた存在のトーリンたちは突然打って出ました!
小説を実写で見たい見たい思っていた私としては楽しみなシーンの一つ!
でも初めは勢いがあり見せ場になるだろうトーリンも次第に劣勢に・・

ところでビルボはなぜエルフ王を最後は守ろうと思っていたのでしょうか?
“トゥックの血が”と書いてありますが。
過ごした時間で言えば明らかにトーリンの方が長いのに。
ってわざわざ戦場には向かいませんよね。
出来ることならトーリンを守ろうという気持ちもあったのかなぁ?気になる。
あ、“耐え難い気持ちで眺めていました”って書いてあるからそういう気持ちはありましたね。
当然ですよね。

ここで私の好きなセリフが出てきます。

人の命が失われてから、いくらなげいてもどうなるものか。こんな悪い連中が勝って、かわいそうなボンブールやバーリン、フィーリやキーリ、そのほかの友だちが、いやその上、バルドも湖の人たちも、さては陽気なエルフたちまで、みじめなさいごをとげるくらいなら、あのスマウグが、いまいましい宝ものをかかえて生きている方が、ずっといい。ああ、やりきれない!わたしは今まで、かずかずの戦のほめ歌をきかされてきた。そしていつも、ほろびる者に栄光があると思ってきた。だが戦とは、ひさんなばかりでなく、まことにやりきれないものだ。この戦に加わらなかったらなあ!


んー、深い。
トールキン自身が戦争で体験したことを反映されているのでしょうか?
戦争は白黒単純なものでもないし、綺麗事でもない。

「(仲間たちが)みじめなさいごをとげるくらいなら、あのスマウグが、いまいましい宝ものをかかえて生きている方が、ずっといい。」
この台詞が特に共感できるところがありました。
中つ国の平和という大きな目線ではなくビルボ一個人の目線からみると、スマウグがエレボールにいた時の方が実は平和でいられたのだと。
でもドワーフ達(特にトーリン)にはエレボールを忘れることなんてできなかったのでしょうね。

それを思うと第三部の映画が辛そうです・・・

そうこうしているうちに鷲が登場!
指輪でもクライマックスで鷲が出てきましたが、これはトールキンお約束にしたかったのでしょうか?
シルマリルでも鷲がこうスゥッっと。

章がここで終わるので続きは次回。
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